フラビカファイン(化粧品用天然素材水分調整微粒子)
フラビカファインは、海藻から抽出した高架橋性アルギン酸を原料に作られた微粒子です。吸放湿・吸放水性に優れ、さらさら感を持続し制汗剤などに応用されています。
(物質名:アルギン酸カルシウム)
試験方法 : 相対湿度20%の雰囲気下であらかじめ乾燥させたフラビカファインを95%の相対湿度雰囲気下に置き、重量変化を記録。平衡状態になった時点で再び20%の相対湿度下に移し、重量変化を記録した。
吸湿性 | 空気中の水蒸気を最大自重の50%吸収 |
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吸水性 | 自重の1.5~2.0倍の水分を吸収 |
放湿性 | 吸湿・吸水後、速やかに放湿・放水 |
アルギン酸カルシウムは、医薬部外品原料規格に収載。原料も海藻由来原料であり、高い安全性を有しています。
物性値 | 試験方法 | |
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比表面積 | 9~12㎡/g | BET法 |
耐溶剤性 | 有機溶剤中で安定 | 膨潤せず |
耐アルカリ性 | pH13まで安定 | 膨潤せず |
耐酸性 | pH3まで安定 | 膨潤せず |
強熱残分 | 10~17% | 化粧品原料基準の方法 |
水可溶分 | 6%未満 | 化粧品原料基準の方法 |
砒素 | 2ppm以下(参考値) | JIS K 0102 |
重金属 | 20ppm以下 | 化粧品原料基準の方法 |
融点 | なし | |
分解温度 | 227℃ | |
嵩比重 | 0.4 | |
真比重 | 1.7 |
※医薬部外品原料規格一般試験法に基づいた品質規格に適合しています
フラビカファイン粒径分布